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2005.9.3 /『天使たちの華劇 暁の天使たち 外伝2』『嘆きのサイレン クラッシュ・ブレイズ』
2005.9.4 /『七姫物語 第三章 姫影交差』
2005.9.6 /『パラケルススの娘 1』
2005.9.9 /『魔法使いとリリス』
2005.9.11 /『霧の日にはラノンが視える 4』
2005.9.21 /『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』『琥珀捕り』
 2005.9.21(水)

 J.K.ローリング(松岡祐子訳)ハリー・ポッターとアズカバンの囚人(誠山社.2001.574p.1900円+税 J.K.Rowling "HARRY POTTER AND THE PRISNER OF ASKABAN",1999)[Amazon][bk-1]読了。『ハリー・ポッター』シリーズ第三作。『ハリー・ポッターと秘密の部屋』のつづき。

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人 (3)

 借りっぱなしでいた本を、貸してくれた友人に会うことになったので必死になって読みまして、それでいままでで一番面白かったような気がしました。主人公のハリーはだんだん児童文学の主人公でよくあるニュートラルな状態から変化しつつあるようですが、そのせいかもしれません。謎の悪役シリウス・ブラックの名前にも痺れました。このネーミング、かっこいいなあ。異世界ものではここまでストレートだと使いにくそうだけど。

 あいかわらずライトな文章は読みやすく、展開も速く、アイテムはてんこ盛りで、よく考えられた構成がすごいなあと思います。
 これで物語にもうすこし不思議の気配があればなあ……とまた無い物ねだりをしてしまいたくなるのですが、この話にそういう部分を求める私がきっと間違っているのだと思われます。ファンタジーだと思うからなにかをいいたくなるので、そう、たとえばファンタジー風味のミステリーとして読めば全然問題ありません。いや、ミステリーは門外漢だから、問題があってもわからないということではありますが。

 キアラン・カーソン(栩木伸明訳)琥珀捕り(東京創元社.2004.346p.3200円+税 Ciaran Carson "FISHING FOR AMBER",1999)[Amazon][bk-1]読了。現代アイルランドを代表する詩人の、言葉に対する遊び心にあふれたエピソードの連想しりとりのような小説。

琥珀捕り

 寝る前に父親が子供たちに語る、いきあたりばったりでいつ本題にはいるかわからないおとぎ話。それは船乗りたちが退屈を紛らすために語り合う法螺話になり、今世紀初頭に生きた作家の話となり、オランダ絵画の話になり、琥珀のふかしぎな生成物語になり、ギリシャ神話の変身物語になり、また父親の語る冒険王の話になり、冒険王はなぞめいた館で報酬目当てにアイルランドの実話(?)をかたり、オランダ人のボス氏がかたる父親とエスペラントの話となり、琥珀を独占する騎士団の話となり、ポーランド人が失われた琥珀の間について語り……というぐあいに、つぎからつぎへと芋蔓式に話がうつりかわっていく、奇妙奇天烈な連想しりとり小説。

 とうぜん、ストーリーにひきこまれてぐいぐい読み進むというわけにはいかないし、ときにどういう流れで話を読んでいるのかわからなくなったりもするのですが、なんとも奇妙なエピソードの数々には、虚実取り混ぜたうさんくさい博物誌のようなおもしろさがあります。
 なかでも、数多くとりあげられるオランダの風土とオランダ絵画の話(フェルメールの話やら、その贋作画家の話やら)や、タイトルの琥珀にまつわるうんちく(昔の人が想像した琥珀の由来やら、琥珀のクラスやら、琥珀漁のようすやら)、ギリシャの神々が獣に変身する(そしてたいてい乙女や美少年に襲いかかる;)エピソードは印象に残りました。これの出典はオウィディウスの『変身物語』だそうですが、ギリシャの神々って……という気分になりました(苦笑。
 アイルランド人が作者なのに、ケルト関係のエピソードはそれほどないのが残念ですが、話そのものがアイルランドっぽい構造になっているのですね。それに、最後のしめくくりに「おお!」というようなお楽しみがあって、それだけでも、ああやっぱりアイルランド人の書いた本だ〜と思えて嬉しかったです。

 2005.9.11(日)

 縞田理理霧の日にはラノンが視える 4(新書館ウィングス文庫.2005.331p.640円+税)[Amazon][bk-1]読了。ほのぼのテイストの現代英国フェアリィテイル。シリーズ完結編。『霧の日にはラノンが視える 3』のつづき。

オンライン書店ビーケーワン:霧の日にはラノンが視える 4bk1

「星の銀輪めぐる夜に」
 ラムジーとアグネスの故郷クリップフォード村は追放ラノン人の末裔の村だったが、住人たちはとうにそのことを忘れていた。妖精騒動後、実業家として姿をあらわした魔術師フィアカラのぶちあげる観光事業計画は、高地地方の寒村のひとびとの心をすっかりとらえてしまう。時は魔物が跋扈するという《十二夜》の期間だ。じっさい、村では《十二夜の幽霊》と呼ばれる怪異がたびたび目撃されている。不穏な村の気配とともに、連絡の取れない息子を案じて胸騒ぎを覚えるラムジーの母親イザベル・マクラブは、早朝の森の中で《妖精行列》を目撃する――。
 魔術師のゆがんだたくらみを阻止するため、元王子ジャック・ウィンタースとその仲間たちが奮闘し、クリップフォード村の環状列石の謎と、ラノンとのかかわりがあきらかになり、魔術師フィアカラとの決着がつく、シリーズ完結編。

「花の名は《風》」
 ロンドンに帰還してから、レノックスは《風の魔女》シールシャのことが気になって仕方がなくなった。シールシャはいま、ラムジーの実家に世話になっている。だからラムジーに、クリップフォードで催されるケイリーへ行くために《低き道》をひらいてくれと頼まれれば、一も二もなくOKしてしまうのだ。しかし、気になるのはジャックのことである――。事件後の登場人物と《同盟》のすがたを描いた、ほのぼの後日譚。

 これでシリーズ完結、とおもうとちょっと寂しい気がする最終巻。
 今回もとっても楽しく、さらに話の最終段階になって思いがけず村を挙げてのスペクタクルな展開になり、隠れていた壮大な世界があらわれてきたりして、おおおーと驚きながら読めました。しかも最後はすっきり落ち着いて大団円、だったので、たいへん嬉しかったです。これだけ満足な(わたしにとっては)終わり方をした物語は久しぶりな気がします。この話が読めて幸せ、というくらいいまの気分にフィットしたシリーズでした。
 村につたわるバラッドが謎ときになっていたりするのも好きだなあ。バラッドのつたえられた経緯があきらかになったときには、ちょっとじんとしてしまいましたよ。

 というわけで、どのキャラクターも愛らしくて、フィアカラですらちょっと同情したくらいだったのですが、やっぱりジャックとレノさんとラムジーが別格かなあ。ラムジーは出番は少ないんだけど、そのしぐさがいちいち愛らしくて胸がつまります(?)。もちろん狼バージョンが最高! 褒められて嬉しくてぱたぱたするしっぽがたまりません。

 レノさんは、後日譚がたいへん楽しかったです。唐変木で朴念仁な王子に勝手にライバル心を燃やして張り合うところがかわいい。そういえば、この話、恋愛はけっこうはいってるけど、それがみんなさらりとあたたかく描かれていて、べたべたしないところも好きでした。

 ケルトの妖精譚と巨石遺構、魔法と伝説とイングランドとスコットランドとバラッド、それと犬!がお好きでほのぼのな話をお求めの方に、おすすめです。

 2005.9.9(金)

 シャロン・シン(中野善夫訳)魔法使いとリリス(ハヤカワ文庫FT.2003.288p.660円+税 Sharon Shinn "THE SHAPE-CHAGER'S WIFE",1995)[Amazon][bk-1]読了。上品な異世界ロマンティックファンタジー。

魔法使いとリリス

 若く才ある魔法使いオーブリーは、師匠の紹介により国一番の変身魔術の使い手グラインレンドンに弟子入りすることになった。老宮廷魔法使いの地元での評判はすこぶる悪く、とくに妻はよく思われていないようである。妻がいることを知らなかったオーブリーはとまどうが、グラインレンドンの館にたどり着くと当主は不在で、迎え出たのはその妻、リリスであった。なににかんしても無関心なリリスと、彼女に輪をかけておかしなふたりの使用人との暮らしは奇妙で居心地の悪いものと感じられる。ところが、宮廷から帰還した変身術師は気まぐれで残酷で、修行はオーブリーをひどくうちのめすものとなった。はりつめた時間のあいまにおとずれるリリスとのひとときに、心地よさを覚え始めるオーブリー。かれはしだいにグラインレンドンが自分を受け入れた理由に気づき、館の住人について疑念を抱き始める。

 購入して一年以上積ん読してました。といっても、そんな本、私の部屋にはまだたくさんあったりするのですが。
 この本は、なぜ買ったのかは覚えていないけど、たしか装丁がミステリーぽい気がしてすこし敬遠してたのではないかと思われる。なんでそう感じたのかというと、イラストレーターのかたが創元推理文庫のミステリーをよく手がけてらしたような記憶があったからです。やはり、私にとっての装丁は本のイメージをさだめる重要な要素なんですなー、ということをしみじみと感じる。

 お話は、ヨーロッパ風の田舎にある老魔法使いの館で展開する、若い魔法使いと老魔法使い、その妻の、ふしぎで奇妙で、なおかつ繊細で上品な、ロマンティックなファンタジーです。けして理解し合えない相手との、せつなくうつくしい恋愛譚。
 他人を自分とは別個の対等の存在として尊重できるか、否か、というのが物語の主眼かなと思いました。
 ふかしぎな館は冷酷な変身術師の支配するゆがんだ世界で、そこに隠されていた真実とむきあったとき、オーブリーは自分の愛そのものを問われることになるのです。傲慢で支配的なグラインレンドンの愛は醜いものですが、リリスの事情を考えずに自分の愛をよきものと訴えるオーブリーとどこが違うのか。自分と相手の望むものが異なるときに自分を押しつければ、それは支配することとおなじではないのか。現実にはどちらかが妥協して、自分を押し殺しつつ流されてしまうような状況で、ファンタジーは理想を追求してきびしくうつくしい。そして、なおかつ救われるのがよいところだなあと感じました。

 キャラクター小説ではないし、かといってあんまり感情移入の出来る人物もいないのですが、ほこりの積もったおかしな館の内部(リリスの寝室!)や、王の森のゆたかな情景を読むのがとてもたのしかった。ラストの森のシーンはとてもすばらしかったです。ゆったりとした気持ちでたのしめる異界のおとぎ話という感じの幻想物語でした。

 2005.9.6(火)

 五代ゆうパラケルススの娘 1(メディアファクトリーMF文庫J.2005.275p.580円+税)[Amazon][bk-1]読了。世紀末ロンドンを舞台にした、魔術風味のファンタジー。

パラケルススの娘 (1)

 時は1892年、ところは繁栄の最中にある英国の首都ロンドン。日本の一族から見捨てられるようにして異国へやってきた少年、跡部遼太郎は、街に着いたとたんに置き引きにあった。街で起きた爆発騒ぎのさなか、祖母の紹介状を手にした羽の生えた猿を発見した遼太郎は、その跡を追いかけてメイド姿の美しい少女と出会い、さらに少女を追いかけて倉庫のような建物へと入り込んでしまう。そこはひどい悪臭の充満する不快なところだった。倒れた人間に驚く遼太郎に、この世のものではあり得ない、真っ黒なけがらわしいものが襲いかかった。もう駄目だ、と思ったとき、かれを救ったのは頭のてっぺんから冷水を浴びせかけられるような清冽な気。その気の持ち主は金髪巻き毛を肩に流した女神のような男装の麗人だった。なぜか遼太郎の名前を知っていた女魔術師は、メイド少女とともに魔物に立ち向かい、消滅させる――。

 居場所を失った少年が、いわくありげな年上の女魔術師との日々で成長して、自分の場所を獲得していくお話、なのかなあ……という感触。
 類型的なキャラクターをそれらしく描くことに心を砕いたような文章と展開で、いわゆるライトノベルなキャラクター小説、にしようとがんばっている気配がします。文章そのものは昔の翻訳物語小説みたいで、いちいち登場人物に語り手の突っ込みが入るような感じなんですけど。著者のファンである私には、それが無理に雰囲気をあかるく楽しげにしようとしているための力みと感じられて、読んでいてすこうし息苦しかったのです。うーん、微妙な後味だ……。
 話としては、世紀末ロンドンの心霊主義と、自動人形とかの錬金術の系譜があわさったような雰囲気でしょうか。それに、日本の陰陽道みたいなのもかかわってくるのかな。
 私としては、遼太郎少年よりも、クリスティーナとたか女おばあさまの話のほうに興味がありまする。

 ところで、最近世紀末ロンドンものが多いような気がするんだけども。なぜか、同時代が舞台になってるものを継続的に読んでいる気がする。もしかして、私の無意識がこういう世界を選択しているのでしょうか。たとえば『半身』とか『犬は勘定に入れません』とか『エマ』とかさ。『エマ』には心霊主義は出てこないけども。

 2005.9.4(日)

 高野和七姫物語 第三章 姫影交差(メディアワークス電撃文庫.2005.321p.590円+税)[Amazon][bk-1]読了。少女視点の淡々としてたおやかな筆致で戦乱の時代を描く、異世界ファンタジー。『七姫物語 第二章 世界のかたち』のつづき。

七姫物語 (第3章)

 七人の宮姫を押し立てての勢力争いの最中にある国、東和。春が訪れ、四宮ツヅミを支配下に収めた七宮カセンは、みずからが生き抜くために四宮を欲する三宮ナツメとの睨みあいをつづけていた。東和第一位の都市としての矜持を誇り、他都市を従えようとする一宮シンセン。独自の思想を展開し、同盟として勢力拡大を狙う二宮スズマ。混乱の広がりを懸念してみせる裏で二都市の結束と存在感を印象づけようとする、五宮クラセと六宮マキセ。それぞれの思惑から宮姫と都市はうごきはじめ、ツヅミにおける七宮と三宮の対峙はしだいに切迫感を増していった。七宮カセンの空澄姫を演じる少女カラは、軍師トエル・タウの指導のもと、ツヅミをあずかる東征将軍テン・フオウへの増援を決断する。

 戦乱の世を自らの意志で生きていく少女たちを、やわらかな手つきでていねいに描き出していく、ふしぎにやさしい雰囲気の物語。

 四季の移ろいのなかに動いていく時代をほのめかし、人と人とのふれあいにからみあう運命の非情をそっとうつしとるような、そんなおだやかな筆致で描かれる物語なのですが、今回はかなり怒濤の展開。これまで水面下でひそかにうごいていたものが一気にうかびあがり、ついに動き始めた、といった感じの第三章でした。全員出そろって、それぞれに活動を開始した宮姫たちの状況も過不足なく描かれて、短いページ数の中にみっしりと中身がつまっていたような、そんな充実感のある一冊だったなーと。

 理屈だけでなく心理描写だけでなく、勢力争いだけでなく、戦闘シーンだけでもなく、背景描写だけでもない。これだけの内容をこの分量に収めたこともすごいと思うのですが、動きのある展開になっても雰囲気にたおやかさが失われないところが、またすごいなあと。これは書くのに時間がかかるだろうなー、としみじみと思いました。ひとことひとことに想いがつまっているような、そんな雰囲気の文章なんですよね。
 うーん、読むたびにため息をついてしまうなあ……。
 これからどうなるのかわからないけど。あとどれくらいの分量が残っているのかもわからないけれど。
 とにかく、この物語を最後まで読むことが出来るよう、お祈りをしております。

 2005.9.3(土)

 茅田砂胡天使たちの華劇 暁の天使たち 外伝2(中央公論新社C・NOVELS Fantasia.2004.221p.900円+税)[Amazon][bk-1]読了。破天荒で超人的なキャラクターたちの活躍するスペースオペラ。シリーズ番外編その2。短編集。『舞闘会の華麗なる終演 暁の天使たち 外伝1』のつづき。

天使たちの華劇―暁の天使たち 外伝〈2〉

 書架にあったのでなんとなく借りてきた。すみません。短編集なのに短編のタイトル、メモるの忘れてた……。
 本筋ストーリーにあんまり関係ない、日常的な話が気楽さをもたらしたせいか、久しぶりに心おきなく茅田ワールドを楽しめました。とくに、シェラが洋裁の腕を発揮する話が好きです。ヴァンツァーがセクハラを受ける話も楽しかったし。基本的にこのシリーズは勧善懲悪なんだろなあ。善の側の論理が常識を完璧に超越してるけど(苦笑。

 茅田砂胡嘆きのサイレン クラッシュ・ブレイズ(中央公論新社C・NOVELS Fantasia.2004.213p.900円+税)[Amazon][bk-1]読了。破天荒で超人的なキャラクターたちの活躍するスペースオペラ。新章開幕編。『天使たちの華劇 暁の天使たち 外伝2』のつづき。

クラッシュ・プレイズ 嘆きのサイレン

 かつて地球連邦の主席をつとめたマヌエル一世に招かれて、その隠居地を訪れたケリーとジャスミンは、そこで原因不明の宇宙船事故について相談される。きわめて短い時間だが、船の制御が効かなくなるという深刻な事故で、すでに三ヶ月のあいだに二十一件も発生しているという。問題の宙域を抱えるクレイドは軍事関係に力を入れているマース合衆国の属国だ。もしかすると、マースは感応頭脳を外部操作する感応頭脳誘導装置を開発し、兵器実験をしているのかもしれない。だが、事故にあった船の六割がマース船籍で中にはマースの戦艦も含まれていたという。
 興味を抱いたふたりは、さっそく感応頭脳ダイアナの船《パラス・アテナ》でクレイドまで飛んだ。そこでダイアナが突然変調を来す。「歌が聞こえる」と言う彼女は、発生源は恒星の中だと主張して強行突入を開始した。

 これも書架にあったので(以下略)。
 シリーズ名はあらためられましたが、状況は「暁の天使たち」より引き継がれています。……というか、このシリーズそのものに大きなストーリーの流れはあるのでしょうか。これを読んだだけだと一話で事件が解決する、まさにかつてのスペースオペラな感じなのでありまして、「暁の……」でいろいろとあったすったもんだは、この状況をつくるための困難だったのかなと思わされました。つまり、作者にとってはこの状況がデフォルトなんじゃないかと。
 とにかく、いつもどおりキャラクターの魅力は抜群なので、リィたちが農業実習をしているだけでも面白いです。話自体は大したことなかったような気がしますが、読んでいる途中は大変楽しみました。


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