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2001年9月後半のdiary

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2001.9.16 リニューアル/
2001.9.17 ちょっと怖い/『きみにしか聞こえない −CALLING YOU−』
2001.9.19 ひきつる笑い
2001.9.21 「フィオナの海」/『上と外 5 楔の抜ける時』
2001.9.22 /『開かれぬ鍵 抜かれぬ剣 下 足のない獅子』
2001.9.23 ビデオ鑑賞
2001.9.24 /『夏の王』
2001.9.26 検索システム
2001.9.27 /『炎華の断章 封殺鬼シリーズ23』
2001.9.28 おでかけ
2001.9.30 /『レイチェルと滅びの呪文』
 2001.9.30(日)

 クリフ・マクニッシュ(金原瑞人訳)レイチェルと滅びの呪文(理論社.2001.294p.1500円+税 Cliff McNish "THE DOOMSPELL",2000)[Amazon][bk-1]読了。別の星イスレアに強制的に連れてゆかれた姉弟が悪い魔女と戦う、ジェットコースター・ファンタジー。

 レイチェルとエリックの姉弟は、毎晩気持ちの悪い夢を見ていた。世にも恐ろしく醜い女の支配する、地球ではない星の夢だ。どうしてふたりともおなじ夢を見るのだろう。ゆうべは蛇のネックレスをした女の前で、奇妙な子供たちが寒さに震えている姿を見たのだ。
 ふたりがその話をした日、地下室にいたエリックが、壁からいきなり出てきた黒い大きなものに捉えられ、ひきずりこまれた。エリックを救おうとしたレイチェルも、壁に開いた〈目のとびら〉から吹き出す風に吸い込まれた。際限なくつづく落下。恐怖のなかで彼女は不思議な力に目ざめはじめる。

 つぎからつぎへと、立ち止まる余裕もなく突き進むストーリー。
 破滅的に邪悪な魔女ドラグウェナの、これでもかと描写される奇怪な姿にびっくり。
 とにかく、とっても視覚的なファンタジーですね。出てくる生物たちもみんな奇天烈な外見をしているし。
 視覚面の華やかさに比べて、深みというか、触覚というか、ひろがりというか、私にとってはなんだかものたりない世界ではありましたが。レイチェルが冒険(?)で何かを得るような精神的な成長も、あんまり感じられないし。彼女がモルペスから魔法を習うあたりは、けっこう興味深かったんですが、でも本当に視覚的なんですよねー。魔法の描写も。うーん、ゲームみたい。
 そういえば、ドラグウェナに地球からさらわれてきた子供たちって、どこの出身なのでしょうね。

おでかけ 2001.9.28(金)

 映画を見に行く。
 毎度のことながら、タダ券を消費しに行くのでこれといった目当てがない。今回は、五作品のなかから「コレリ大尉のマンドリン」と「ブリジット・ジョーンズの日記」にいちおう絞ってから出かけたが、本音はどっちでもかまわないのであった。というわけで、寝不足の体調を鑑み、二時間を超えるらしい「コレリ大尉」をのけたら、「ブリジット」しか残らなかった。
 感想。
・フルスクリーンではうつくしい映像を見たいものである
・中年女の肉体は、見た目も重たそうだ
・Macがたくさん出てきた
 映画とは関係ないけど、隣席にいた女性客(といっても館内、みごとなほどに女性ばかりだったが)のリアクションがやたらに大きくて、とても気になった。たしかにコメディーではあるんだけど、そんなに声を上げて笑いつづけるような映画だったかなあ。私は感度が鈍いみたいだ。

 以下を購入。

 後ろの二冊は絵本です。なんか、目当ての本がなかったせいで思惑よりたくさん買い込んでしまった。本末転倒。

 2001.9.27(木)

 霜島ケイ炎華の断章 封殺鬼シリーズ23(小学館キャンバス文庫.2001.244p.533円+税)[Amazon][bk-1]読了。伝奇アクションシリーズの最新刊。『忌みしものの挽歌 封殺鬼シリーズ22』のつづき。

 「無外」の存在である高良に利用価値を見いだされて、聖蹟桜ヶ丘に匿われていた鬼二人だが、退屈のあまり外へしのび出た聖のおかげで、中央に発見されてしまう。
 一方、祖父が倒れたと聞かされて実家へ戻っていた佐穂子は、弓生と聖の身に起きたことを知り、「秋川の家を出る」決心をして飛び出していく。

 佐穂子ちゃんが悲壮な決意をし、三吾がどツボにはまって暗〜く年始を過ごし、成樹くんがふたりを案じて骨身を削っているというのに、この男は…、いや鬼は(苦笑)。
 たぶん、みんな聖と一緒にいれば悩まなくていいんじゃないかなー。三吾がそのいい例ではないかと。弓生だけは耐性がありすぎて、ダメのようですがね。

検索システム 2001.9.26(水)

 地元公立図書館のインターネットサイトにある検索システムでは見つかった本が、館内のシステムではヒットしないので、どっちのデータが正しいのだ…としばらく悩んでいた。全三巻の連作のうち最後の一冊が見あたらないのだ。

 一年ほど前に検索したときには、しっかりヒットしたことを覚えている私。なぜ、そのときに借りなかったのだ〜と嘆いてもしかたない。本には読みたいときというものがある。少なくとも私はそう。それをいうなら、その本が発行されたのはもっと以前で、全三巻のうちはじめの一冊は購入して読んでいる。気づいたときにはすでに絶版である。どうして後の二冊を買わなかったの〜と、一度嘆いているのである。しかも、購入した一冊がどこにしまい込まれているのか、見当もつかない。ああ、バカもの。

 しかし、最近無性に読みたくなって、ついに意を決してリクエストを出した。順序がバラバラに届くのはイヤなので、一冊ずつ。そして、本日二冊目が届き、問題の一冊の番になった。
 予約カードにインターネットで出てきた蔵書番号を記し、司書に尋ねてみた。「あの〜、この本、館内の検索では出てこないんですけど〜云々」司書はすばやく検索機のキーを叩き(すげー速かった)、画面を見て顔をあげた。「あ、ありますよ(^_^.)」
 著者名検索では出なかったが、番号検索だと出たらしい。
 そういえば、『春を忘れた島』は、書名検索では出なかったが、著者名検索では出てきた。
 いったい、ここのデータはどうなっているのか。
 しかし、結果はよい方へ出たのでここはひとまず許すことにする。
「また何かあったらお尋ねくださいね」
 もちろん、そうしますとも。
 司書は親切で感じがいいのですが、システムは…(-_-)。

 2001.9.24(月)

 O.R.メリング(井辻朱美訳)夏の王(講談社.2001.255p.1500円+税 O.R.Melling "THE SUMMER KING",1999)[Amazon][bk-1]読了。アイルランドを舞台にした、死と生に真向かう幻想と現実の錯綜するケルトファンタジー。

 ローレル・ブラックバーンは一年ぶりにアイルランドの祖父母の家を訪れた。祖父母はすっかり老いていた。ローレル自身にもかつての快活さはない。一年前、双子の妹オナーはグライダーの事故で死んだ。ローレルの手元に残されたオナーの日記には、彼女には信じがたい、けれどオナーにとっては現実そのものであった妖精との出会いが連綿とつづられていた。ローレルは妹を失った哀しみと、妹を真に理解せず、その死に荷担したような罪悪感とともに日々を過ごしてきたのだ。
 オナーの命日に教会で出会った牧師の息子イアン・グレイの無礼な態度に怒りをかき立てられたローレルは、あらためて決意していた。妹の果たすはずだった使命をやりとげてみせる。それがアイルランドにやってきた理由だ。そうして日記に書かれていた場所にたどりついたローレルの前に、妖精が姿を現した。

 死の痛みと、それをのりこえるために課された贖罪と愛のものがたり。
 妹は人間の世界と妖精の世界のあわいで、眠りつづけている。妹の死には妖精界からの干渉が作用しており、果たすはずだった使命を遂行すれば、オナーは妖精界に「生まれ変わることができる」。内向的だったオナーの観ていた世界を、活動的な姉ローレルが妹の生還を願ってたどっていく。彼女がめざすのは、「夏至祭の前夜、夏の王に最初のかがり火をともさせること」。

 妖精のあらわれる幻想のときの描写もうつくしいのですが、現実のアイルランドの自然描写もまた、荒涼として青い翳りにみちていてそれだけで幻想的。
 その風景のなかを妖精のひねくれた導きに迷わされながら進みつづけるローレルの姿には、悲壮感があります。鼻つまみ者イアンの意外な一面との出会いが、彼女のこころをひととき温めてくれますが、交流が深まるに連れてイアンの内面の葛藤にも謎があることがほのめかされていきます。

 重なり合って存在する妖精界と人間界。そのあいだを夢のように行き来する展開に陶酔。ワシの王や海賊女王、白い貴婦人などの気高い存在が世界に奥行きをもたらしています。
 全体的に暗めのおはなしですが、最後の海のシーンがとくにそれを象徴しているようです。妖精として生きるならば、人間界では死ぬしかないという事実。

 ただ、ローレルに与えられた特権というのが、少し甘いかなと思いはします。メリングの話はそういうおまけがついて終わることが多いような気がする。ここまできたら、もう戻れないぐらいの隔絶感がほしいような。しかし、それではあまりに暗すぎか(笑)。

 ところで、どのあたりが『妖精王の月』[Amazon][bk-1]の続編なのでしょう。列車であったおばばとかに見覚えがあるような気がしたけど(汗)。

ビデオ鑑賞 2001.9.23(日)

 姪とともに『おかあさんといっしょ ファミリーコンサート やあ!やあ!やあ!森のカーニバル』[Amazon]を観る。NHK教育の「おかあさんといっしょ」の連動企画で、連休や長期休暇の度に催されている「ファミリーコンサート」の、妹が言うにはたぶん今年のゴールデンウィークに上演されたものをビデオ化したもの。
 これがけっこう面白い。おにいさん、おねえさんたちがカーニバルの出し物を練習する場面とか、コミカルでわかりやすいし、「ハオハオ」という歌を作曲した「たま」や、「あめふりりんちゃん」の栗コーダーカルテットなどのゲスト出演も、ストーリーのなかでそれほど浮いて見えなかったし、前回観た(苦笑)、急造ファンタジーミュージカルよりも楽しかった。
 しかし、二度もつづけて観たくはない。
 じつは、昨日も観たのです。姪はそれ以前から何度も家で観ていて、もう曲の進行すら覚えているというのに、くり返しくり返し観ている。こどもって飽きないんだなー。こっちはダレダレなんですが、一緒に観てやらないとおとなしくしていないので、こうなると拷問です。

 おかげでO.R.メリング『夏の王』[Amazon][bk-1]、ようやく読み始めたけど進んでません。

 2001.9.22(土)

 駒崎優開かれぬ鍵 抜かれぬ剣 下 足のない獅子(講談社X文庫ホワイトハート.2001.222p.530円+税)[Amazon][bk-1]読了。『開かれぬ鍵 抜かれぬ剣 上 足のない獅子』のつづき。

 ストックスブリッジの領主ベインズの奸計にはまって反逆者の疑いをかけられたシェフィールドの執行長官ヒューバート。ベインズは国王の代理コーンウォール伯エドマンドの到着を待たずにシェフィールドを急襲し、ヒューバートの身柄をストックスブリッジに連れ去ってしまった。
 混乱するシェフィールドに到着したコーンウォール伯は、前コーンウォール伯、つまり父親の落とし種だと噂されるリチャードの存在を知っていた。チェスの相手をさせられながら、ヒューバートの無実を訴えるリチャードに、かれは国王の名において厳正に判断を下すと宣言する。

 コーンウォール伯好きです。ジョナサンの出番がすくない。アンジェラおばあさま、出番は少ないけど健在。

 それだけで終えてしまおうかと思った(苦笑)。だって、あらすじ書くのがとってもとっても面倒なんですもん。やたらに事件が起こるし、これまでの状況を激変させるような決断があちこちでなされているし。さいわい、読んでいて混乱するというようなことはなく、どの出来事も自然に連続して繋がっているので、読みやすい。たんに私にまとめる才能がないというだけの話です。

 あわただしい展開のなかで、コーンウォール伯のひととなりがきっちり描かれている点が、この話の一番のポイントでしょうか。出番はそれほどないのに非常に存在感のあるお方です。アンジェラおばあさまと同じくらい印象度が高いです。

 これで「足のない獅子」のシリーズは、いちおう終了。番外編の一冊がもうすぐ出て、そのあとは「鍵と剣」のシリーズが始まるそうです。
 『開かれぬ鍵 抜かれぬ剣』という題名を見たとき、「鍵は差し込むもので、開けるのは錠でしょ」とひとりで突っ込んでいた私は、叙任式のところで、そういうことなら仕方ないなと納得したのでした。錠前の紋章なんて格好悪いですもんね。
 騎士になったリチャードとギルフォードの活躍に期待。ところで、トビーはどちらの従者になるのだ?

「フィオナの海」 2001.9.21(金)

 水曜日の暑さがウソのように涼しいです。涼しすぎて、風邪ひきそう。
 北海道の最高気温予想を見て、驚いた。秋を通りこして、冬ですね、すでに。
 残暑がぶり返さずに、徐々に秋めいてくれるといいのですが。過大に期待するのはやめよう(笑)。

 どうしても居間から離れられず、本を読むこともできないときにするのは、やっぱりテレビを見る…ぐらいなんですが、ペナントレースも終盤になり、試合日程も歯抜け状態の今、見たいものがなにもない。
 ぐるぐるとチャンネルを変えていたら(この表現は古いかも(^_^;))、それまでとは明らかに異質な映像が飛び込んできて「あれ?」と思ったら、それは映画「フィオナの海」でした。うわー、TVKでこんなのやってたのか。

 スコットランドの北部に散らばる小さな島が舞台のこのおはなしは、まず初めに本を読み、ついで衛星放送で映画を観たものですが、映画は始めから観られなかったので、もう一度放送されたら絶対観ようとひそかに決心していたのに…けっきょく、また途中からだよ〜(涙)。
 あざらしの精セルキーの血が混じっているというコネリー家の家族の歴史が幻想的。それこそ乳を流したような霧のなかのシーンとか、月光にうかびあがる海のシーンとか、子供たちだけで荒れ果てた家を手入れするシーンとか、好きなシーンがたくさんあるのです。
 子守をしながらだったんで、字幕をちゃんと追えなかったのが悲しい。まあ、一度は見ているんですけどね。

 原作は、ロザリー・K・フライ(矢川澄子訳)『フィオナの海』[Amazon][bk-1]。字幕版のビデオ[Amazon]も出ていますが、レンタル用らしくて16000円もします。

 恩田陸上と外 5 楔の抜ける時(幻冬舎文庫.2001.214p.457円+税)[Amazon][bk-1]読了。『上と外 4 神々と死者の迷宮(下)』のつづき。

 父が研究のために訪れている中南米のG国で、クーデターに巻き込まれた楢崎一家。練と千華子のきょうだいは、ジャングルのなかをようやく目標としていた古代遺跡にたどり着くが、ニコという日本語を話す原住民の少年によって離ればなれになり、練は現地人の「成人の儀式」に強制参加させられる。ジャガーの徘徊する地下の迷路のなかで、必死に「儀式」遂行しようとする練。
 いっぽう、首都からの脱出に成功した父母の賢と千鶴子は、ヘリコプターでこどもたちの捜索を開始する。

 いったい楔が抜けるとどうなるっていうの〜と思いつつ読んでいると、最後にとんでもない展開が。  しかし、そのことと革命新政府の樹立とはなんの関係が? 数々の謎をかかえつつ、次は最終巻。って、とうに店頭には出ているんですが(泣)。
 千鶴子さんが色ボケな女から復活したのがよかった。あのまま進んでいたら、なんの魅力もないバカな奴のままだもの。

ひきつる笑い 2001.9.19(水)

 先週、近場で用事を済ませようとして失敗したので、きょうは覚悟を決めて遠出した。
 「封殺鬼」最新刊は、最初の本屋に無かったのでちょっと焦りましたが、その後まわった二軒にはどちらも平積みしてありました。
 それから『西の魔女が死んだ』を買おうとして、すでに今月の新刊でないことに気づいた後、どうしても著者名の「梨木」が出てこなくて、かなり苦悩した(笑)。備え付けの、えーと、なんというんだっけ、文庫目録?で『裏庭』を調べて、やっと判明。あー、疲れた。そしたら、その目録の下がっている目の前に、『西の魔女が死んだ』が平積みしてありました。ははは。
 以下を購入。

ちょっと怖い 2001.9.17(月)

 最近、日没後にやたらと米軍機が飛び交っています。
 いつもより低空飛行らしく、とてもうるさいうえ、なんか無灯火っぽいんですけど。

 乙一きみにしか聞こえない −CALLING YOU−(角川スニーカー文庫.2001.201p.476円+税)[Amazon][bk-1]読了。傷ついた孤独な魂の交流を描く、奇妙であたたかく、厳しくてせつない、乙一印の短編集。三編収録。

 表題作の「きみにしか聞こえない」は、人と接することを苦手としているうちに孤独な状態から抜け出せなくなってしまった少女が、ある「普通ではない」出来事と出会ったことをきっかけに変わっていく、というお話。
 独りではさみしいのに、そこから一歩を踏み出すことでさらに傷つくことを恐れ、孤独を抱えたまま毎日を過ごす少女の、日常の姿を描いた部分がせつないです。仕掛けは途中でわかってしまうけど、それでもこのお話はこういう風に進んで欲しいという感じの終わりかた。ただ、少年のほうのリアリティーがちょっと薄かったかな、というか、そこまでしてくれる人がほんとにいるのだろうかという気はしました。
 『失踪HOLIDAY』所収の「しあわせは仔猫のかたち」に似たあじわいのお話。

 「傷−KIZ/KIDS−」は、大人に保護してもらえない子供たちの連帯感と友情を、かたわれの持つ不思議な能力をからめて、痛々しく(ホントに痛い)描いた小編。
 初期の作品にあった毒が感じられます。小学生でこんなところにまでたどりつくなんて、このふたりはえらい。

 最後の「華歌」は…。うーん、なんといったらいいのでしょう。せつない怪奇小説? 孤独な入院患者たちの奇妙な連帯感と、それをささえるふしぎな「花」の物語。
 この本の中で雰囲気的には一番好きでしたが、最後のあたりで「えっ」と思いました。どうせ私は伏線を感じ取るのが下手です。

 総じて、少し暗めの話なのですが、困難な状況をしのいだ登場人物たちが、最後には前向きになっているところに救われます。静かな語り口も好き。そして、挿画の羽住都さんがとてもいいです。

リニューアル 2001.9.16(日)

 トップページを変えただけで滞っていたリニューアル。
 ここ二、三週間は、この作業と、別サイトの作業に逃避していて、メインの読書感想にしわ寄せが来てました。とりあえず、どうにか形にできたのでアップしてみます。
 初めは涼しげな青系でまとめてみようと考えていたのに、もとの色に似た感じに落ち着いているのは、もうじき秋だということに気がついたからです(笑)。
 で、当初の目的であるCRTモニタやWinで見てもうっとおしくない程度で、なおかつMacの液晶で見ても薄くて見にくいことのない程度のコントラストと、一年中対応できそうな色合いを求めてみました。
 それから、テーブルでのレイアウトを減らそうとしてみたのですが、スタイルシートばかりでつくるとNN3などでは見られないしなーと、大枠のテーブルだけ外して、日記などのテーブルはそのまま残しました。
 それでも以前よりもスタイルシートに依存している部分が多くなったのは確かです。スタイルシートなしだと、かなりシンプル(というより寂しいかも)な画面に見えますね。すみません。

 月半分の日記まとめの作業と同時にリニューアルしようとしたのは、かなり無謀でした。
 ファイルの関連具合がこんがらがりそうになったり、古いレイアウトのファイルで新しいレイアウトのを上書きしそうになったり。
 九月上旬までの日記は、前回のリニューアル同様、そのままのレイアウトで公開しつづけることにします。

 乙一『きみにしか聞こえない』[Amazon][bk-1]を読んでます。


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