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2001年8月後半のdiary

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2001.8.17 /『ちょー魔法使いの弟子』
2001.8.20 不毛な週末/『魔女集会通り26番地』
2001.8.22 台風?/『猫はブラームスを演奏する』
2001.8.23 /『スターハイツ0号室』
2001.8.24 /『ちょー囚われの王子』
2001.8.26 蒸し暑い…/『黒い未亡人 上』
2001.8.27 朝も、夜も/『ヤーンの翼 グイン・サーガ80』
2001.8.28 /『華胥の幽夢(ゆめ) 十二国記』
2001.8.29 ひさしぶりに図書館
2001.8.31 八月も終わり
八月も終わり 2001.8.31(金)

 このところ、妙に忙しくて読書も更新も滞りがち。というより、読書が滞っているせいで、更新ができないのですが。
 今はダリアン・ノースの『黒い未亡人 下』[Amazon][bk-1]を十ページ(T.T)読んだところです。

 最近、あちこち(ネットやリアル)で見つけて、買わなきゃーと思った本。

ついでに

 最近、霜月書房の「最近のおすすめ」は、まだ読んでない本ばかりになってしまっています(苦笑)。
 月曜日に買ってこよう…。

ひさしぶりに図書館 2001.8.29(水)

 台風を嫌って一週休んだ図書館へ本を返却に行く。
 大雨洪水警報が出ていたはずなのだが、霧雨しか降っていなかった。
 『週刊ベースボール』で木塚と鈴木尚典のグラビア記事に、「あー、このころは破竹の勢いだったんだよねー」とためいき。『月刊ベイスターズ』の「先発五人衆」にも苦笑。『SFマガジン』のブックレビューと新刊案内を見て、はっと気づいたら十一時近くなっていた。
 あわてて本をかき集めて、帰宅。

 池上永一『風車祭(カジマヤー)』(文春文庫)[Amazon][bk-1]を購入。

 2001.8.28(火)

 小野不由美華胥の幽夢(ゆめ) 十二国記(講談社文庫.2001.344p.648円+税)[Amazon][bk-1]読了。中華風異世界ファンタジーシリーズ「十二国記」の短編集。五編を収録。

 発売とほぼ同時に購入しておきながら、暑さに負けているうちにずいぶん時間が経ってしまったような…。
 とにかく、ようやく読み終えました。格調高い文章でえがかれる真摯な人々のお話。外伝というか番外編のような作品集です。主役級の人たちには少し休んでもらって、脇を彩ってきた人や、噂だけの人などがご登場です。
 なので、記憶力が低下する一方の私にとっては、けっこう過酷な短編集でした(苦笑)。
 読み終えた後、おむらよしえさんのところの「十二国記のページ」で、登場人物の背景確認をさせていただきましたです。とりわけ「はー、そうだったのか」と思ったのは、「華胥」に出てきた慎思さま。やだな、すっかり忘れてました(^_^;)。

 短編なので「主題」がむきだしになりやすいせいもあるのでしょうが、読んでいてとても面白い反面、けっこう辛かったです。
 ここの登場人物たちってみんな「真面目」で「誠実」なのですよね。「国」という存在に対しての向き合い方がとても真剣で、それは生死が直結しているためなのかもしれないけど。それにしても、こんなに一生懸命に考えているひとたちのお話は、やはり少しぐらい遊びがないと息苦しいです。「華胥」なんて、ほんとにやりきれない。そこに至るまでにどうにかできなかったものかと、思ってしまいます。こういう、精神の純粋なレベルでの葛藤を描き、そこの部分では妥協を許さないところが、このシリーズの魅力なのですけどね。
 ということで、楽俊が出てきてくれた「書簡」などは、シビアな現実をふまえつつ、景麒と陽子とのやりとりが想像できて楽しかったです。「帰山」の奏国ファミリーの話は、もっと読んでみたいですね。

朝も、夜も 2001.8.27(月)

 朝は蝉の声、夕方からはそれに加えて秋の虫の声が聞こえます。
 風情を楽しみたいところですが、はっきりいって「うるさい」。
 とくに朝もはよから鳴き始める蝉にはうんざりです。暑かろうが寒かろうが、雨が降らない限り鳴いているものな。あの声を耳にするだけで体感温度が一、二度はね上がるような気がします。

 栗本薫ヤーンの翼 グイン・サーガ80(ハヤカワ文庫JA.2001.314p.540円+税)[Amazon][bk-1]読了。『ルアーの角笛 グイン・サーガ79』のつづき。

 今回は、ひとまずいろいろな状況を導き出すまでの準備段階というか、仕込みの時期という感じで、いろんな人たちが出てきた割に読んでてダレました。
 ワルスタット侯ディモスさんの一家の風景など、ストーリーに関係ないけど、こころあたたまる雰囲気でしたね。グインとヴァレリウスの会談は、こちらのほうがよほど重要なはずなのにあんまり楽しくなかった(^_^;)。イシュトヴァーンは相変わらず。

蒸し暑い… 2001.8.26(日)

 台風が持ってきたありがたくないお土産、水蒸気たっぷりの空気は、いつまで残っているのでしょうか。
 毎日汗まみれでとても不快です。天気占いでは台風一過、フェーン現象が起きて「乾燥した晴天」とやらになるはずだったのに(T.T)

 ダリアン・ノース(唐木鈴訳)黒い未亡人 上(文春文庫.1995.404p.580円+税 Darian North "CRIMINAL SEDUCTION",1993)[Amazon][bk-1]読了。カリフォルニア生まれ、ニューヨーク在住の作家が書いたミステリー。

 アメリカ中西部のカンザスで、オーウェン・バーンは農夫をしながら作家をめざしている。家業の農場経営は、不運な牛の病気や父親の無能さなどのせいで厳しさを増していた。家族も兄と母を亡くしてからすさむ一方だ。
 先の見えない不安にやりきれなさを感じるオーウェンのもとに、作家としての契約を交わしているエージェントからの知らせが舞い込む。ニューヨークで話題になっている高名な芸術家ブラム・シーリアンの殺人事件を本にする計画で、担当する予定だった作家があてにできなくなったというのだ。オーウェンは自分から名乗りを上げ、殺人の嫌疑をもたれている芸術家の未亡人リノーア・シーリアンの裁判を傍聴するためにニューヨークへと向かう。

 うさぎ屋さんの書評でたびたび取り上げられていたダリアン・ノースの、邦訳第一作。
 最初は『骨のささやき』か『蝶のめざめ』を読みたかった(この二冊が評されていたので)のですが、図書館の書架になかったので残っていたこちらを借りてきた。つまらないとイヤなので、とりあえず上巻だけ。
 読んでいて、下巻も借りてくればよかった、と後悔しました。おもしろいです、この本。

 オーウェンの現状は、これが現代アメリカなのかと感じるほどに貧しく、厳しく、時代錯誤で救いがない。中西部の荒涼とした冬の風景が広がる、寂寞とした雰囲気にみちていて、「このままつづくなら、読みたくないなあ」と思ったほどです。
 しかし、これがニューヨークにやってきたオーウェンの状況変化に対するとまどいを理解するためには不可欠なのですね。そして、スキャンダラスな「黒後家殺人事件」にのめり込んでいくオーウェンが、殺されたブラム・シーリアンと自分との接点を見いだすところなどにも生かされています。

 それに法廷シーンが面白い。
 事件にあらゆる角度から光を当てる裁判の様子、検察側と弁護側の攻防がいきいきと描かれています。こういうのを読むと、アメリカの裁判は名誉をかけた馬上槍試合だなと、意味もなく感心する。真実よりも勝ち負けという裁判のやり方は、なにか日本人である私には納得できないものがありますが、だからより法廷シーンに緊迫感が与えられるのだろうなと思う。
 夫殺しの嫌疑を掛けられたベトナム難民孤児というふれこみのリノーアについての描写は、いかにもアメリカ人の見た東洋人という感じで、神秘的、得体の知れない、胡散臭いが同居していますが、これも物語のミステリアスな雰囲気を煽るのに貢献しています。対照的なテレビ・リポーター、ホリーの存在もリノーアの特殊性を際だたせるためにあるのかなと、いま気づきました。

 というわけで、このつぎ、下巻を借りてきます(笑)。

 2001.8.24(金)

 野梨原花南ちょー囚われの王子(集英社コバルト文庫.1997.204p.400円+税)[Amazon][bk-1]読了。ファンタジーコメディー「ちょー」シリーズの三作目。『ちょー魔法使いの弟子』のつづき。

 行方不明になっているあいだ、ジオラルドとダイヤモンドはそれぞれ、女と男に変身させられ、コバーリムを守護していた女神のためにくだけた神器のかけらである宝石を集めていた。
 コバーリムの貴族ロゼウス・メイドリーンは主催する舞踏会に「怪盗ダイヤモンド伯爵」として盗みに入った女性の姿をしたジオラルドを見初めた。ロゼウス卿は魔法使いを雇い、ジオラルドの行方を追う。そしてたまたま神器のかけらのひとつがメイドリーンの館にあることを知ったジオラルドは、ロゼウス卿の招待を受けて赴いたところが囚われの身となってしまう。
 一方、二人の安否を気遣ってきたトードリアの宰相ライーとともにもうひとつの神器のかけらを求めている途中、ダイヤモンドは事故にあって記憶喪失になってしまった。

 つくづく、展開の早い話だなあと思います。
 あらすじを書いているとどんどん先へ進んでいってしまう(^_^;)。
 本の終わりにさしかかって、時折差し挟まれる回想シーンの意味深で説明不足な感じが、一巻のはじめと似た雰囲気。
 ダイヤモンド伯爵の元気であっけらかんとした怪盗ぶりが好きです。

 2001.8.23(木)

 竹下文子スターハイツ0号室(フレーベル館.2001.133p.1000円+税)[Amazon][bk-1]読了。心温まる小さなお話を五編収録した短編集。

 みどり町にある七階建てのマンション、スターハイツには37室部屋があります。0号室は森田さんの部屋。森田さんは定年退職後、ひとりでスターハイツの管理人をやっています。クロスワードパズルが大好きな森田さん。スターハイツの住民は家族のようなものでした。

 なにげない日常にひそかに起きているふしぎと、初老の森田さんとの出会いをシンプルに描いた、ファンタジーというより「童話」と呼びたくなるような、ほんわかした雰囲気の漂うお話たち。
 森田さんのクロスワードパズル好きがあまりお話に絡んでこないことの不満はありましたが、ささくれた神経を鎮静するような効果のある本でした。
 この前に読んだ(といってももう数年前だけど)『スターズ』[Amazon][bk-1]がかなり暗めのお話だったので、こんどはどんなものかと半ば期待、半ば不安を持って読んだのですが、今回は「ふつう」(笑)。もうちょっとの物足りなさも感じました。どうやら刺激的な話も私は好きみたいです。
 でもやっぱり一番は『アイヴォリー』[Amazon][bk-1]かな。

台風? 2001.8.22(水)

 うごきの遅い台風は、たらたら寄り道しているうちにどうやらとっても弱くなってしまったらしい。
 気象情報を見るととても近くを通ったはずなのに、「強い南風」も「強い雨足」もほとんどなく、いつのまにか通り過ぎていました。
 力を入れて待っていたので(?)ちょっと拍子抜け。
 ただ、ものすごく湿った空気にとりかこまれて「ああ、熱帯低気圧だ…」としみじみ感じましたが。

 リリアン・J・ブラウン(羽田詩津子訳)猫はブラームスを演奏する(ハヤカワミステリ文庫.2001.302p.620円+税 Lilian Jackson Braun "THE CAT WHO PLAYED BRAHMS",1987)[Amazon][bk-1]読了。ジャーナリスト、ジム・クィラランが飼い猫であるシャム猫ココの行動によりインスピレーションを得て、事件を解決するミステリシリーズの邦訳十九冊目(短編集を入れると二十冊目)。

 シカゴの新聞〈デイリー・フラクション〉でレストラン批評を担当しているクィラランは、現在の自分の状況にほとほとうんざりしていた。
 クィラランは母親の親友であったファニー伯母の招待で、北の土地ピカックスへ夏の気分転換にむかった。ファニー・クリンゲンショーエンは大資産家で、御歳八十九才。クィラランの著書執筆のために湖畔にあるコテージを無償で提供してくれるというのだ。南の喧噪を忘れ、しずかな環境でタイプライターを前に充実したひとときを過ごす…クィラランの願望は、果たして、かなえられるのか。

 邦訳では十九冊目ですが、書かれた順だとシリーズ五作目に相当。
 既刊『猫は鳥と歌う』などではすでにピカックスの住人として土地に馴染んでいるクィラランが、はじめて「北」を訪れたときの困惑、不安、狼狽、義憤、その他あれこれが展開されます。そして、莫大な遺産の相続人となるいきさつもわかります。
 しかし、なぜ版権をとる過程でとばされたのかも、読んでみるとわかる。
 事件がなんだかよくわからないのです。
 クィラランが田舎暮らしと田舎の住人にもてあそばれて混乱しているのと、まわりの住人すべてがミステリーであるのと、ミステリー小説の骨格であるはずの事件があまりに溶け合いすぎていて、どこからはじまっているのか、本当に事件なのか、これで解決したのか、すべてがあいまいで、読み終えて、「なんだったんだ、結局…」という具合な感想を持ちました。
 それに、現在のシリーズで定着している人間関係がまだ築かれていない状況の話なので、そこらへんも私にはわかりにくかった。
 読んでいる間中、「ミルドレッド・ハンステーブルって、だれだっけ」とか(笑)、始終思い出そうと努力してました。つかれた。

不毛な週末 2001.8.20(月)

 週末、サイトデザインを作っては壊し、作ってはつぶし、非常に不毛な作業で時間をつぶしてしまいました。
 結局満足行くものにはならなかったので、もとのまま(苦笑)。本も読まずに…ずっとおなじ姿勢でいたので腰が痛いです。いったいなにやってんだろ。

 ディアナ=ウィン=ジョーンズ(掛川恭子訳)魔女集会通り26番地(偕成社.1984.462p.1553円+税 Diana Wynne Jones "CHARMED LIFE",1977)[Amazon]読了。イギリス人作家のファンタジー。ガーディアン賞受賞作品。

 少年キャット=チャントは、魔女である姉のグウェンダリンを崇拝していた。グウェンダリンは自分の力と美貌を鼻にかけ、キャットを召使いのようにこきつかったが、キャットは彼女にしがみつくようにして毎日を送っていた。
 汽船の事故で両親を失った二人は、魔女集会通り26番地の魔女、シャープさんに引き取られることになった。シャープさんはグウェンダリンの才をのばすためにはノストラム氏に習った方がいいという。しかし、ふたりは授業料として支払えるようなものは持っていない。両親の遺品を調べるうちに、「クレストマンシー」の署名のある手紙が三通出てきた。それを見つけたとたんシャープさんは血相を変えた。名前の主が何者なのか訊ねるキャットに、シャープさんは「相手がどんな人かは考える必要はないが、この手紙はたいせつなものどころではない、これをもっていけばノストラム氏はなんだってやってくれる、この国の魔法使いならだれだってそうするだろう」と答えた。

 ダイアナ・ウィン・ジョーンズの、日本で初めて翻訳された本だと思う。名前をつなぐ記号がイコールであるところが年代を感じさせてくれますね。
 新しいジョーンズの本が出るという噂を読み、まだ読んでいないものがあったことを思い出して借りてきました。オンライン書店で検索してみましたが、どこも品切れor絶版のようです。Amazonだけデータがあったので、いちおう載せときますが。

 舞台はイギリスですが、魔法使いが日常的な存在であるイギリス。歴史も現実のものとは少しずつ違っている、並行世界。どこらへんから違うのか、というあたりにはそんなに詳しく触れてはいませんが。
 大ざっぱに言うと、搾取される弟の話でしょうか。児童文学的にそのうち改心してめでたしめでたしになるのかと予想しながら読んでいたのですが、さすがにジョーンズ、なかなか一筋縄ではいきません。こんなに横暴に下僕のように扱われても、それでもお姉ちゃんが好きなキャットって…馴染んだものには愛着が生まれてしまうということなのでしょうか。それにしても、支配しているほうのグウェンダリンにまったく後ろめたさがなくて、あくまで強気なのがいっそあっぱれ。

 孤児になった姉弟が親戚にひきとられて艱難辛苦を舐め…というようなパターンをとりながら、クレストマンシーの謎、世界の仕組みが次第に明らかになっていくというストーリーでもあります。とてもおもしろかったです。登場人物のひととなりがなかなか掴めなかったところが、ちょっと読みにくかったですが。
 クレストマンシーの部屋着のとりどりに幻惑されました。パーティーではフリルびらびら(笑)。そのほか、クレストマンシー城の日常がたのしかった。キャットの部屋なんて、もうすこし登場してくれてもいいのに。

 というわけで、8月29日発売予定の『魔法使いはだれだ 大魔法使いクレストマンシー』(徳間書店)[Amazon][bk-1]は、この話とおなじシリーズであるということも(私は)ようやくわかりました。予約を受け付けているもようです。
 あと、私はジョーンズの本では『九年目の魔法』[Amazon][bk-1]と『魔法使いハウルと火の悪魔』[Amazon][bk-1]が好きです。

 2001.8.17(金)

 野梨原花南ちょー魔法使いの弟子(集英社コバルト文庫.1997.196p.400円+税)[Amazon][bk-1]読了。ファンタジーコメディー「ちょー」シリーズの二冊目。『ちょー美女と野獣』のつづき。

 獣に変えられていたトードリアのジオラルド王子が、ジェムナスティのダイヤモンド王女のキスで人間に戻って八年。トードリアの王位を従姉妹のリブロに譲った二人は、ラボトロームのアラン王子の元に身を寄せていた。ところが三年前、前国王の葬儀のためにトードリアへ出かけたジオラルドとダイヤモンドが行方不明になってしまった。ふたりのあいだに生まれた三つ子を預かっているアラン王子は手を尽くして消息をもとめた。そしてようやく彼の元に届けられた情報とは、とても奇妙なものだった。コバーリムの貴族の館にダイヤモンド伯爵と名乗る怪盗と、人語を解する獣があらわれたというのだ。

 いっきに八年経過!
 なのにまーだラブラブかい、このふたりは。わかいねー。
 年寄りじみた感想を抱いてしまった自分に苦笑です。
 実際、こんなに大きな子供たちがいるとは思えない、とくにジオラルドの「ういういしさ」。ダイヤモンド王女は変わりようがないほどふっきれてますけど、からかわれているジオはかわいいです。
 とりあえず、ふたりが行方不明になった原因と、そこから派生した事件がテーマの第二部は、全三巻だそうです。
 あいかわらずテンポはいいけど、テンポをつくるために犠牲になっている部分にけっこうつまずきながら読みました。ときどきわからなくなるんですよね、ここの状況はどうなっているのだろうかと。

トップページを変えてみる 2001.8.16(木)

 iMacでもネットに繋げられるようになったのですが、ブラウン管のモニタで見る自分のサイトの色がものすごく暑苦しい。
 そして、Windowsの場合は液晶で見ても暑苦しい。
 ふだんは見ないんだけど、見るとイヤになるので、とうとうまた、いじりだしました。

 サイト構成を見直す気力まではないので、とりあえず、トップページのみ変更してみました。色とタイトルロゴしか変わっていないんですが、いかがでしょうか。他のページも変えようか、どうしようか、まだ悩み中です。スタイルシートを全面的に使えば、色の変更なんかはちょちょいとできそうなんですけどね。現行、まだ行間広げぐらいにしか入れていないので、もとから書き換えなくちゃならないかもなんで、二の足を踏んでます。

 しかし、きょうの試合はめちゃくちゃ後味悪かった…。もう、野球もビデオ判定を取り入れたらどうでしょう。


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