2002年4月前半のdiary
■2002.4.2 さらに道のりは険し
■2002.4.3 セッティング、つづき/『暁の天使たち』
■2002.4.4 セッティング、なんとか/『誓言 竜の眠る海』
■2002.4.7 連勝が
■2002.4.10 アニメ『十二国記』/『アラビアの夜の種族』
■2002.4.11 気力低下中
■2002.4.14 /『辺境のオオカミ』
■2002.4.15 眠りたい
昨日からイヤな体調だったのだが、今日になったらものすごくイヤな体調になっていた。
でも、行かなきゃならない通院日。
それでも往路はまだよかったんです。診察を待っているうちに痛みに思わず顔をしかめるくらいになってきて、診察中なんてはっきりいって上の空。なんのために医者に会っているのかわからん状態に。でも持病とはまったく(たぶん)無関係な腹痛を訴えるわけにもいかないだろう。薬局で薬を受け取った後は、這々の体で帰宅しました。どこにも寄らず。
帰路は、気温の高さと電車内の冷房と体調の悪いのの相乗効果で、ほんとうにめまいがしました。存在を主張しつづける内臓が疎ましい。そのうえ眠くて仕方ないし。でも痛くて眠れないし。エリック・ガルシア『さらば、愛しき鉤爪』[Amazon][bk-1]を持参してたんですが、ほとんど荷物にしかならなかったという…。はあ、疲れた。明日は人間に戻りたい。
ローズマリ・サトクリフ(猪熊葉子訳)『辺境のオオカミ』(岩波書店.2002.326p.2700円+税
Rosemary Sutcliff "FRONTIER WOLF",1980)[Amazon][bk-1]読了。ローマ支配下のブリテンを舞台にしたサトクリフの歴史ロマン。
コンスタンス皇帝支配下のローマ帝国。ローマ軍の北ブリテン最高司令官を伯父に持つアレクシオス・フラビウス・アクイラは、十七歳で軍隊に入ってから順調に出世を重ねていた。だが、二十三歳の誕生日の少し前に次席百人隊長に任ぜられたあとで、かれは致命的な失態を演じてしまった。戦で死亡した上級百人隊長のかわりに指揮を執っていたときに、軽率な判断から軍規に背いて砦と大量の兵士を失ったのだ。
査問会議を経て、アレクシオスはカステッルムの辺境守備隊の指揮官という地位をあたえられる。守備隊の兵士たちは地元の部族民出身者が多く、辺境のオオカミと呼ばれていた。
失意のうちに左遷されてきた若い指揮官が、くせものぞろいの辺境のオオカミたちとむかいあい、地元の部族民の若者との友情などをへて、過去を克服し、誇りを取り戻していく物語。
サトクリフの厳しいほどにきりつめた文章によってうかびあがる北ブリテンの風土と、ひとびとの存在感がすばらしいです。ほんとうに淡々と事実を連ねているだけなのに、熱いこころがつたわってくる。やはりサトクリフには、南よりも北のほうが似合う気がいたしました。
ルシウスやヒラリオンといった個性的な将校たちをふくむ辺境のオオカミの信頼を得ていく過程、ヴォダディニ族の族長の長子クーノリクスとの友情、次子コンラとの複雑な交流、すべてのエピソードに無駄がなく、どの登場人物にも厚みがあって魅力的(ほとんど敵役のようなモンタヌス司令官さえも)。後半の苛酷な展開ではひとりひとりに感情移入させられてしまい、大変でした。
ローマン・ブリテン三部作につづく、第四部。このシリーズは、イルカの紋章のついた指輪をもつ男たちの物語なのであるらしい。と伝聞調に書いているのは、読んだはずなのにほとんど覚えていない自分を憐れみながらであることをここに白状いたします。しくしく。なんで忘れるんだ、こんなに好みなのに。
きょうはまた、季節が逆戻りして寒かった。おそるおそるコートを着て、二週間ぶりに図書館へ。延滞してしまいました、すみません。
数ヶ月前(いつだったか忘れるくらいかなり以前)に予約していた本がようやく到着しましたが、いまのペースで読み切れるかどうか、不安です。季節の変わりめに調子が悪いのはいつものことなんですが、ことしはなんだか寒暖の差がものすごく激しいので、よけいにだるい。気分も低調気味。まるでどこかのチームのようだ…。
つづきを借りるのを楽しみにしていた『三国志』ですが、またも、ありません。仕方ないのでとうとう予約を入れました。前回入れておけばよかった。あんまり間があくと、記憶が薄れてしまう…。
樹なつみ『八雲立つ 17』(白泉社花とゆめコミックス))[Amazon][bk-1]をどうしようかと思いつつ、けっきょく購入。
リアルタイムで見るつもりだったのですが、案の定、すっかり忘れてしまったので、万が一のために録画しておいたのがモノをいいました。というわけで、午後から視聴。
しかしなあ。このキャラクターの絵はあんまりわたしの好みでは…。たぶん、『十二国記』でなければその場でチャンネルをかえてるとおもう(ビデオなんだけどさ)。けっこう絵柄に好き嫌いがあるんで、そのために損をしたことも一度や二度でなくあるのですが。
妖獣(でしたっけ。ああ記憶があいまい…)たちが動いているシーンなんかはけっこう楽しかったです。これはアニメーションならではのよろこびですね。
エンディングテーマは、なんか聞き覚えのあるような雰囲気と思ったら、ザバダックの方だったんですねえ。こちらはよかったと思いますが…。
とりあえず、見逃しても悔しくない、かも。
古川日出男『アラビアの夜の種族』(角川書店.2001.660p.2700円+税)[Amazon][bk-1]読了。
ヒジュラ暦一二一三年(西暦一七九八年)、カイロ。野望に満ちたナポレオン率いるフランス軍を迎え撃つは、いまだ中世騎士道の美意識にどっぷりつかりきったマムルークたち。自信満々のその中にあって、ひとり、偶然からフランス軍の現実を知らされた第三の実力者イスマーイール・ベイは不安に懊悩していた。このままではエジプトは負ける。確実に負ける。いかに磨き抜かれ威容を誇ろうとも、中世の軍事力は近代のそれとは太刀打ちできようもないのだ。イスマーイール・ベイに知識をもたらした側近中の側近である若き執事アイユーブは、侵攻を防ぐためのある提案をあるじにする。公にされることはけしてないだろうが、この世には読んだものを虜にしたあげく破滅させる書物が存在する。自分はそれを手に入れた。これを翻訳し、敵の将軍に献上して破滅させてみせよう、と。
そして物語は夜、語られる。アイユーブの騙った『災厄の書』を現出させんがために。希代の語り手によってかたられる。
マジックリアリズム小説なのかと、読みはじめたばかりのところでは思ってたんですが、ぜんぜん違いました。物語の舞台が読者に提示されてしまうと、フランス軍の迫る現実のカイロの出来事と、夜の語り部ズールムッドの紡ぐ、奇想天外な物語が交互に緊迫と幻想を運んできます。なにやら、命の大事から逃避するように本を読んでいる趣が(苦笑)。
ズールムッドのかたる『ゾハルの物語』は、これも出だしはまるきり「アラビアン・ナイト」じゃんと思っていたのですが、進むにつれてどんどん変容していきました。とにかく語り口が自由奔放。途中ゲームめいた展開になったり、神秘体験がつづられたり。容姿端麗な青年たちのあんちゃんふうな話し方にはちょっと脱力してしまいますが、そのせいだけではなく、めまいのするような話でした。でも、最後にはきちんとすべてが繋がっておさまって、大団円。
それに、枠の物語のほうにも驚かされましたし。さいごまで気の抜けない本でした。
これ以上書くとネタバレになってしまいそうなのでやめておきますが、とてもおもしろかったです。はじめのうちとても濃厚だったイスラーム色がだんだん薄まっていくのが、ちょっと残念でしたけど。
ほとんど話には関係のない疑問。アルビノのファラーの瞳は、なにいろだったのでしょう。
止まってしまいましたね。いや、タイガースの話です。横浜に関してはすでに「遠くから静かに見守るモード」に突入しましたので、当面応援するチームとして阪神を選んでみたのですが。中継を見始めたとたんに満塁本塁打を打たれるなんて、まるで私が疫病神みたいじゃないですか。
NHKのアナウンサーが、つねになく興奮気味で力んだように中継していたのが印象的でした。
古川日出男『アラビアの夜の種族』[Amazon][bk-1]を少しずつ読んでます。おもしろい。おもわず『イスラム事典』(平凡社、今年三月に『新イスラム事典』[Amazon][bk-1]が出ている模様)を引っぱり出して、ヒジュラ暦と西暦の対照表を眺めたりしてしまいました。
ひきつづき、G4のセッティング。きょうで区切りをつけるのが目標。
バックアップのうち、画像データをすべてハードディスクにコピーするのに小一時間かかりました。
収穫は、過去のシステム用バックアップのなかに中ゴシックBBBを発見したこと。そういえば、こっちは始めから標準ではインストールされなかったので、システムが安定しなくて何度もリストアをくり返していたときに面倒になってコピーしておいたんだった。でも、リュウミンライト-KLはなかった。ちぇ。
ついで、Windows機に接続中のプリンタをはずして運び、プリントのテストをしてみる。機種はEPSONのCC-700。カラリオコピーという名の、プリンタとスキャナの複合機。ドライバソフトがちょっと不安でしたが、プリンタもスキャナもなんの問題もなく動きました。
驚いたのはそのスピード。「モノクロ、速い」で印刷するとプリント中表示があっというまに消えてしまいます。あわててプリンタをみると、プリントされた紙が排出されていて、ちゃんと動いていたことが判明。考えてみれば、前の機種のPowerMacは7600/120、プリンタはPMシリーズの前のMJ-830Cでした。いまの最低スペックの機種の何分の一かしかありません。五年経つとこうなるんだなあと、いまさらのようにハードの進化を実感いたしました。
いままでほぼ一日半がかりだった印刷時間は、どれくらい縮まるんだろうか。ちょっと楽しみ。
途中で気づいたこと。プリンタの解像度が上がっているということは、画像データの解像度も上げなきゃいけないのかも。
いままでカラー画像は150dpiにしていたんだけど、プリンタがたしか360dpiだったから。プリンタが1440dpiになると画像は…。なんかファイル容量が爆発的に増えそうな予感が。こっちはあんまり嬉しくない。
それでも、とりあえず、本当にとりあえずですが、環境はととのいました。…でも仕事はこれからだった。
金蓮花『誓言 竜の眠る海』(集英社コバルト文庫.2002.238p.476円+税)[Amazon][bk-1]読了。異世界ファンタジーシリーズ「竜の眠る海」の七作目で十冊目。
島国オディロカナの王太子リューイは、自分に剣を捧げるジェイファン・スーンとともに、海の神殿のある特別市ラナーギンを訪れた。身分を隠して宿をとったふたりだったが、夕食の席で地方貴族のドラ息子とのトラブルに巻き込まれてしまう。
エシャンテで手に入れた『魔導の書』に関するエピソードで、番外編といった趣。
ラナーギンの宿屋でのシーンは、作者が楽しんでいる書いている雰囲気。とくに料理の描写が多いです。とてもおいしそうなんですけど、ここには豚もバターもチーズも芹もあるのね。ここまで具体的に食材まで書いてあると、異世界と現実との距離がなくなってるみたいな感じで、うーん、という気持ち。それからミレアプロが異質な思考の精霊の女王のような気がしなくて。全体的には楽しめましたけどね。
変換コネクタを交換してもらうため、また出かけた。店員さんをさんざんわずらわせてしまいましたが、今回は大丈夫。レジでためつすがめつしてから購入したおかげで、ちゃんと繋がりました。よかったよー。
しかし、まだ作業はつづく。
今度は外付けハードディスクのドライバソフト。さんざん探しまわってようやく見つけたそれは、フロッピーディスクに収まっていた。フロッピーディスクドライブなんて、ついてないのに(涙)。メーカーのサイトを調べてみたら、ダウンロードページにそれらしきものの気配が。けれどたどっていくと、そこにあったのはアップデータだけ。本体はどこにもない。えーん。
しようがないのでいったん諦め、大量のZipメディアにバックアップしてあるデータを、本体のハードディスクに少しずつコピーすることに。さいわい、ZipのドライバソフトはOSに標準添付されていたので、試しのコピーはきちんと実行されました。この作業が終わったら、すべてデータはCD-Rに焼いてやると決意。
なくなったフォントは別ので代用(細明朝体と中ゴシック体)。そのほかのフォントは別途購入したものだったのでとりあえずCD-ROMからインストールして、これでOKのはず。ぜいぜい。
ロベール・ポリドリ、ジャン=マリー・ペルーズ・モンクロ『ロワール古城紀行』(クーネマン出版社)[bk-1]を発作的に購入。ついでに『MacPeople』2002年4月15日号を「OS9&クラシック マル美痩身術」という特集に惹かれて購入。
金蓮花『誓言 竜の眠る海』[Amazon][bk-1]をちょっとだけ読んだ。
茅田砂胡『暁の天使たち』(中央公論新社C・NOVELS Fantasia.2002.244p.900円+税)[Amazon][bk-1]読了。
この話は「デルフィニア戦記」と『スカーレット・ウィザード』というふたつのシリーズと密接に繋がっているので、二つのシリーズをまったく知らない人にはほとんど意味が分からないのでは、と思います。『スカーレット・ウィザード』はともかくとしても、「デルフィニア戦記」は読まないと駄目でしょう。
ところが、あの大長編を読んだあとでこれを読むと、かなりな違和感が感じられます。あちらはどうみても重々しい異世界大河ドラマ。こちらは明るい未来ホームドラマでこれから寄宿舎ものになろうか、というところ。単純にキャラクターノベルとして受けとめてしまえればいいのでしょうが。つまり、始めにデルフィニアという世界ありきではなく、リィやシェラが始めにいて、世界はいろいろだと思えば、そんなものだと思えそうな気がします。『スカーレット・ウィザード 外伝 天使が降りた夜』を読んだあと、数ヶ月かけて私はそう納得することにいたしました。
まあ、いろいろとこだわらなければ、キャラクターの魅力も破天荒な展開も変化無しなので、楽しめることは確かです。
主要キャラクターのうちティーンエイジャー陣のこれまでは「デルフィニア戦記」に詳しく、ルゥがリィをほったらかしにしていたとき、なにがあったのかは、「天使が降りた夜」を読めばわかるということで。それにしても、しみじみとダンとヴァレンタイン卿に同情したくなりますねえ(苦笑)。
新パソコンはPowerMacG4。デフォルトOSはXですが、9.2に切り替えて使用します。なぜなら、PageMaker6.0をまだ使う気でいるので(^_^;)。
昨日、購入したSCSI変換コネクタは、なんとピンのオスメスが逆だった。疲労でへろへろしてたので、店員さんが探してくれたのをそのまんま買ってきただけなのですが… ちゃんと自分でも考えて買えということだな。しくしく。
同時に購入したEthernetのケーブルは、さすがにちゃんと繋がり、ネット接続環境だけは整いましたが、仕事関係ではほとんど意味無し。というか、アンチウィルスソフトがまだなので、かえってまずいかもしれない(苦笑)。
さらに衝撃の事実。ずっと使用しつづけてきた愛用の「リュウミンライト-KL」と「中ゴシックBBB」の二つのフォントが付属していなかった。デフォルトがXになったために含まれなくなったのかと、iMacのCD-ROMも探してみましたが、やっぱりない。うそ〜。
ふつうにDTPをしている方ならこのふたつは必要ないと思われますが、超のつく零細企業の一度に三部しかつくらない取扱説明書は、インクジェットプリンタで印刷しているのです。「リュウミンライト-KL」と「中ゴシックBBB」は、線の具合がインクジェットにちょうどよかったのに。OS8のCD-ROMには入っているけど、もう使えるマシンがない。ほかのフォントで代用するしかないのか。
さらにプリンタドライバを付属インストールソフトでインストールしようとしたら、「OS対応未確認」なんて表示されてできないし。メーカーのサイトで調べてみたら、ちゃんと動くようなので、個別にインストールしてみましたが。
PageMaker6.0は一応インストールできました。
しかし、データの入ってるハードディスクが接続できないと作業が始められません。
なんのためにわざわざ持ち帰りで買ってきたのやら。どんどん意味がなくなっていくような…。
『暁の天使たち』[Amazon][bk-1]、なんとか読み終えましたが感想書いてる余裕がないので後日。
新しいファイルを作っている暇がないので、とりあえずつづけて書きます。あとで分割予定。
きょうは友人と『ロード・オブ・ザ・リング 吹き替え版』を見に行く予定。なので、昨夜は早々に寝ようとしていたら、高校時代のべつの友人から電話。一時間も遅くなってしまった。パソコンセッティングの疲労がとれないままに外出。
春休み中の映画の日ということで、もしかしたらものすごく混んでいるのではと危惧していたのだが、予想よりはだいぶ空いていた。前回とおなじ11:30からの上映でしたが、今回はコンビニおにぎりは無し。というのも、一人暮らしの友人があまったご飯でおにぎりを作ってきてくれたから。ありがとうWさん。
吹き替え版の感想は、やはり画面に集中できるということ。おかげで俳優さんたちの表情を堪能できました(ときどきボロミアがおどろくほど格好良く見えたり。フロドって、萩尾望都のキャラクターみたいな顔をしているなーとか、ガンダルフの目は誰かに似ているような気がするなーとか、ほとんどしようもないことを思ってましたが)。台詞の量も大違いだし、制約てんこ盛りの字幕と比べてはかわいそうかもしれない。ビルボの誕生パーティーのシーンが好き。それにしても、三週間前(いやもっと前か)に観たばかりの映画なのに、つぎの映像をほとんど予想できなかった自分にすこしあきれた。字幕を追うのにそんなに一生懸命だったのか。目が悪くなってることはしみじみ思い知りましたが。サムのフライパン、見えなかったし(音はよーくわかりましたが)。
友人は私と同じ時期に(つまり高校生の時)原作を読んでいるのですが、ほとんどイメージしか残っていず、はじめから最後までひといきに読んだせいで一冊一冊の区切りも覚えていなかったらしい。「『旅の仲間』はこんな中途半端に終わるんだっけ?」と首を傾げていた。
相当へろへろしてきましたが、それから、昨夜の電話の主と合流して一時間ほどお茶をした。歯医者に行くとひとりが帰り、もうひとりと変換コネクタやケーブル、テレビデオ用リモコンなどを買いながら帰宅。
ものすごく疲れた。しばらく使いものにならなくなりそうな予感。でもほかの二人は明日、野球観戦や子ども連れで温泉旅行に行くんだとか。私は体力なさすぎです。
『暁の天使たち』[Amazon][bk-1]を電車の中でほんのすこしだけ読んだ。こんな読み方をしていたら一週間かかっても終わらない。