2002年1月前半のdiary
■2002.1.17 まだ治らない
■2002.1.18 風邪って苦しいものですね
■2002.1.20 /『預言の子ラノッホ』
■2002.1.21 外出時に土砂降り
■2002.1.22 ゆびを切った/『エアリアルシティ』
■2002.1.23 「ベイスターズおかずのり」の思い出
■2002.1.24 『指輪物語』
■2002.1.25 不自由な外出
■2002.1.26 /『ハーツ ひとつだけうそがある』
■2002.1.27 /
■2002.1.29 プリンタの耐用年数/『マルヴェッツイ館の殺人 上』/『マルヴェッツイ館の殺人 下』
■2002.1.31 二月になると
もう一月も終わりです。明日からは二月。私の頭の中では「キャンプイン」という言葉がひらめきます。これは「プロ野球の春季キャンプ」という意味なのですが(^_^;)。 また新たなスタートが切られるのですねえ。これからシーズンが始まるまでが一年で一番楽しい時期です。というのも、ペナントレースが始まるとすぐにコケてしまう場合が多いチームを応援しているものですから。キャンプ、オープン戦の時は好きなだけ夢を膨らませることができる。考えてみると寂しいファンライフかも(苦笑)。今年は楽しい時期がもっと長くつづいてくれると嬉しいな。
「文学メルマ!」で、若木未生の「ラッシュ」という連載が開始されました。高岡君が出演しているもよう。ということは、「グラスハート」とおなじ世界てことですね。インタビュー記事などもあるようです。
仕事に使用しているプリンタですが、最近給紙機能がイカレつつあるらしく、突如一度に何枚も巻き込んで紙詰まり…ということが頻繁に起こるようになりました。
プリンタの耐用年数って何年だろう? EPSONのインクジェット式ですでに購入後五年目くらいなんですが。枚数なら何千枚かは印字しているなあ。今のPowerMacだとUSB接続ができないから、もう少し現役でいて欲しいのですが。しかしPowerMacもハードディスクの雲行きが怪しいしなあ(T.T)。
ケイト・ロス(吉川正子訳)『マルヴェッツイ館の殺人 上』(講談社文庫.2000.454p.857円+税
Katherine J. Ross "THE DEVIL IN MUSIC",1997)[Amazon][bk-1]、
ケイト・ロス(吉川正子訳)『マルヴェッツイ館の殺人 下』(講談社文庫.2000.454p.857円+税
Katherine J. Ross "THE DEVIL IN MUSIC",1997)[Amazon][bk-1]読了。十九世紀初頭のイギリス社交界で伊達男としてその名を知られるジュリアン・ケストレルを探偵役とするミステリ・シリーズの三作目。アガサ賞最優秀賞受賞作。
十九世紀前半、オーストリア支配下の北イタリア。名門貴族ロドヴィゴ・マルヴェッツイ侯爵は若いテノール歌手の声に魅せられ、コモ湖畔の館で内密に世話をさせていた。付近ではカルボナーラと呼ばれる自由主義者たちの反乱が相次いでいたが、ロドヴィゴの心は「オルフェオ」と名づけた歌手を秘匿し華々しくデビューさせる計画でいっぱいだった。しかし、ある朝ロドウィゴは館のあずまやで死体となって発見され、謎の歌手の行方はわからなくなっていた。捜査を担当したラヴェルシ伯爵はオルフェオをカルボナーラと疑い、政治情勢への悪影響を考えて侯爵の死を自然死と発表した。四年半後、事実が暴露され、マルヴェッツィ侯爵殺害事件は突如衆目を集めるようになる。
舞台はロンドン社交界ではなく、イタリアの複雑な政治情勢と貴族社会がからんでこれまでとは違った雰囲気をかもしだしてはおりますが、基本はおんなじ。困難な状況にあっても毅然として自身の足で立っている気高く美しい女性マルヴェッツイ侯爵夫人ベアトリーチェへの想いと、捜査に対する中立性や公平な視線を保とうとする理性とに引き裂かれつつ、殺人事件を捜査していくジュリアン・ケストレルと、事件にからむどろどろの愛憎劇や社交界の醜聞やらがたっぷりとたのしめます。カストラートが容疑者のひとりになるなど、オペラ関係の記述も豊富。
十九世紀初頭のイタリアについて、少々の知識も得られますし、コモ湖畔にあるマルヴェッツィ館も魅力的。この館がまた、庭に間欠泉の池だの、洞窟だのをかかえててテーマパークみたいなのです。それにコモ湖ってほんとに綺麗なところですよねー。CMで見たことがあるだけですが(^_^;)
上下二分冊。前作『フォークランド館の殺人』と比べてもかなり分厚くなって事件の発端にはたくさんページが割かれていますので、ジュリアンが登場するまではすこしもたつくような感じもしましたし、ジュリアンがイタリア旅行のついでにわざわざ事件に首を突っ込む理由がいささか弱いような気もしたのですが、最後まで読んだら「そうだったのか!」と納得。提示の仕方はちょっと姑息という気もしますが、疑問点はほぼ解消されたと思います。
著者のケイト・ロスは1998年に四十一歳で死去されています。このシリーズはこれで終わりかとおもうと残念です。
ケイト・ロス『マルヴェッツィ館の殺人 上』[Amazon][bk-1]を読みはじめました。最近、ホントーに読むスピードが落ちてるよなあ(T.T)。
松井千尋『ハーツ ひとつだけうそがある』(集英社コバルト文庫.2001.238p.495円+税)[Amazon][bk-1]読了。青春恋愛小説、としかいいようがないですよね。
宮田輝幸、通称テルは、高校生だが学校には行かず、水商売のアルバイトなどをして生活費を稼いでいる。ある朝、店のオーナーの息子である鹿島了が、テルに別口の仕事を依頼してきた。了いわく、「歳よりも大人」で「平気でウソをつける」テルにしかできない、人にはいえない仕事とは、了の弟である鹿島周平になりすまし、鹿島兄弟の遠縁の少女が通う高校に転入し、心臓の悪いその少女の恋人になる、というものだった。
ようやく読み終えたー。
と叫ぶようなモノではないんですが、本来。どうしてこんなに時間がかかるのかなという疑問の答は、たぶん「恥ずかしいから」だと思いました。そして、私はこの人の文章は好きで、その場の雰囲気が好きなのですが、つぎに何が起きるかということに興味がなかったので、読みつづけるという行為に没頭できなかったのですね。うーむ。
主役の心情描写はこまやかで、小野木真澄の態度の不可解さもリアルな不可解さ。現実離れしたシチュエーションにもかかわらず「リアル」な話として納得させてしまうところが、著者の力量なんでしょう。了がなにゆえ金を出してまで手の込んだ芝居を打たせたのか、という事情が、すごく現実離れしていたので、目の前のうそっぽさは吹き飛んだ気もしましたが。しかし、ラストには、おもわず、ほんとに思わず、ぐっときてしまいました。
映画のタダ券を使用するため、外出。
『シュレック』を観る。けっこうおもしろかった。日本語吹き替え版でしたが、藤原紀香の「うちあける、うちあけない」の言い方にちょっと違和感を感じただけで、あとはちゃんとあってたし。しかし、またも視力の低下がはっきりと実感されたため、どよーんと落ち込んだ。
昼食は卵料理の店でとった。「洋食屋さんのオムライス」というシンプルイズベストなメニューを頼んだにもかかわらず、量が多くてかなり苦しい思いをしながら食べ終える。オムライスはとーっても美味しかったんだけど、これだけおなかを空かせた状態でこれだけ精一杯なら、ふだんはとても食べられそうにありませんね。
姪を「いうこと聞かない子には、お土産はなしだよ」と脅してしまったので、お土産を探して小一時間うろうろ。
最終的には、くまの名前「ミハイル・イワノビッチ」にノックアウトされて、トルストイぶん・バスネツォフえ『3びきのくま』(福音館書店)[Amazon][bk-1]を購入。
ハリウッドで映画化されたせいでしょう。最近、あちらこちらの本屋で『指輪物語』文庫本を平積みにしてフェアを開催しているのをみかけます。最寄り駅の小さな本屋でも場所が確保されていて「おお、こんなところでも。ブームは本物か」と思ったのですが、どこでも『旅の仲間 上』の一巻目だけが売り切れです。一巻から手にとるのは当たり前だけど、それにしても他の巻の減り方があまりにも違う。売り切れと山の在庫。みなさま、いま一巻を読んでいる途中なのよね…? 一巻で挫折してしまうひとが増えると、増刷計画などはどうやって組むのだろうと、まったく関係ないのに気をもんでいたりする(^_^;)
え、私ですか?
一応、すべて読みました…旧版でですが。ゴマのように小さな活字に苦労をしつつ、「追補篇」まで。高校生だったから、まだ体力があったのですね。最後まで通して読んだのは、はじめの一回だけで、あとはひろい読みしかしてませんけども。
Amazonで「トールキン・ストア」がオープンしたらしい。でも、カテゴリが洋書ということは、中身はみんな英語ということで…(^_^;)。本のほか、ムービーガイドやサントラや、DVDなども扱っているようです。英語が怖くない方はどうぞ。
松井千尋『ハーツ ひとつだけうそがある』[Amazon][bk-1]を読んでます。すでに三日め。読みにくい文章ではないし、むしろ好きな感じなのに、なにゆえにこんなに時間がかかるか、自分でも疑問。仕事してるからかな。ということにしておこう。
マルハが横浜ベイスターズの株をすべてTBSに譲渡することが、ほぼ決まったようでございます。
これでマルハとベイスターズの縁はすっぱり切れてしまうのでしょうか。心情的にはそうではなくても、営業的にはそうなるしかないんだろうなあ。
実は私、ニッポン放送への譲渡計画が発表されてからずっと気になっていたことが。
それは、マルハで売っている「ベイスターズおかずのり」はどうなってしまうのか、やっぱりなくなってしまうのだろうなー、ああ寂しいよーということです。
マルハ商品にはほかにも「ベイスターズシュガー」とやらもあったように記憶してますが、それはさておき、「ベイスターズおかずのり」はただの味付海苔ではありませんでした。同封されている応募はがきを送ると、抽選でシーズン中なら横浜スタジアムでのベイスターズ公式戦内野指定席券がペアで当たるのです(シーズンオフだとブロマイドだかなんだかで、こちらはあんまり…ですけど)。そして、私は一度だけですが、抽選に当たって対広島戦を観に行ったことがあるのでした。
それまで自由席ばかり利用していた私と妹は、試合が始まる直前にたどりついても余裕で座れる指定席券(あたりまえ)に感涙しました。
しかもその日は、江藤(現在はG)のホームランを二本もくらうなど広島圧勝ムードから、畠山(現在は球団職員?)の奇跡的な活躍で逆転し、途中あきらめていた大魔神佐々木(現在はシアトルマリナーズ)まで拝むことができたという、かなりおいしい試合になりました。「ありがとう、ベイスターズおかずのり」って感じで帰途についたことを鮮明に覚えております。
あれから何年経ったのやら(相当昔なのは、選手名を見れば一目瞭然)。それからは「初めて送って抽選に当たるなんて奇跡に近いことだから、もう二度と当選はしないであろう」と勝手に決めて、はがきを送ることもしなかったのですが…送ってみればよかったかなあ。
TBSがオーナーになってマスコミへの露出は多くなるかもしれないけど、こうしたささやかな楽しみは減りそうで、ちょっと寂しい。
といっても、皮一枚とその下を0.何ミリかってところなんですが。
紙でスパーッとやったので、痛いのなんの。切れていく感触が妙になまなましく残っていて、非常にやな感じ。ちなみに凶器は雑誌『Number』。イチローのインタビュー記事でした。
川上稔『エアリアルシティ』(メディアワークス電撃文庫.1997.310p.550円+税)[Amazon][bk-1]読了。書物という文字世界に封印された架空の都市倫敦を舞台にしたアクションSF(?)。
十五世紀後半、イングランドを乗っ取った人外の者たちは、自分たちの保護区を作るためにイングランドを現実から引き離し、書物の中に封印してしまった。姿も感情もすべてが文字で表される異境となった倫敦で、魔物たちの惨殺事件が相次ぐ。犯人は人間の侵入者たち三人。魔物を殺害すると同時に声を奪いつづけている。養父殺害現場の第一発見者となった翼を持たないできそこないの魔族の青年アモンは、尋問のため連れて行かれた警察で、まぶたを閉じたままの少女クラウゼルと出会う。
都市シリーズの第二弾。でも、すべて話は独立しているそうです。ということは、どの話を読むときも世界に馴染むまでけっこう手間がかかるということか…。現実にある都市に特殊な設定をつけくわえた異次元的な空間を舞台とすることがこのシリーズの魅力だとおもうので、そこらへんで私はもう脱落しそうです。前作『パンツァーポリス1935』よりも今回のほうが馴れるのに時間がかかりました。
そのわりに…。うーん。私にはもすこしキャラクターの掘り下げと、ディテールの積み重ねがないと、ついていけません。なんか物事の上っ面だけ読まされているような感じが最後までぬぐえなかった。アクションシーンのスピード感や、すべてを文字であらわす世界の表現のしかたなどはけっこう面白いと思うのですが。
天気予報のとおり、夕方から大変な雨降りになりました。
いつもならばこんな時は家の中で、窓に叩きつける雨をたのしんだり(不謹慎)しているのですが、定期の通院日だったのでしかたなく出かけました。
病院は大都会にあるので水たまりといってもたかがしれているのですが、帰宅時に家の近くまでやってきたらとんでもないことになってました。流されてきた土がたまったどろどろの水たまりが道幅いっぱいに出現。どうみても足首くらいの深さあり。こんなところ、靴をつぶす覚悟がないと通れません。おまけに履いているのは革靴。
後ろからやってきた老婦人とともに「どーしましょーねえ…」としばらく呆然としていましたが、とても通れそうもないので、それまでも泥溜まりを突破してきた道をしかたなく引き返し、大きく遠回りをして帰りました。あちこちの階段は小さな滝のようでした。
を購入。いや…初心に戻ろうかと思って(^_^;) 読んだらすごく懐かしかった。
デイヴィッド・クレメント・デイヴィーズ(多賀京子訳)『預言の子ラノッホ』(徳間書店.2001.632p.3000円+税
David Clement-Davies "FIRE BRINGER",1999)[Amazon][bk-1]読了。壮大な動物ファンタジー。
スコットランドがスコーシアと呼ばれていたころ。アカシカの世界に異変が起きていた。群の王ドレイルは、角のない流れ者のシカ〈一つ目〉の入れ知恵により、暴力と恐怖とですべてのシカを支配下におさめはじめていたのだ。誇り高き野守の隊長ブレッヘンは、ドレイルの方針に異を唱えていたため、反対勢力として敵視されていた。ある夜、ドレイルはブレッヘンたち野守を罠にかけ、皆殺しにしてしまう。ブレッヘンの連れ合いエルインは恐怖の中で出産するが、ラノッホと名づけられた子ジカの額には預言にうたわれた救世主のしるし、オークの葉の白いもようがあった。ドレイルと〈一つ目〉はこの子を見つけたら殺してしまうだろう。語り部〈闇の草〉は一計を案じ、死産だった〈わらび〉の子どもとラノッホを取り替える。ラノッホは〈わらび〉の子として育てられることになった。
救世主として生まれた主人公が次第に自分の役割に目覚め、恐怖と暴力の圧政に立ち向かい、打倒し、あらたな秩序をもたらしていく、正統派のストーリー。
誕生のいきさつからどこかで読んだようなエピソードの積み重ねで、それはどこまでいっても変わらないんですが、きちんと描き込まれたディテールで既視感がよい方向に読者を運んで行く、読み手の期待を裏切らない骨太なものがたりです。
キャラクターの描き分けられた個性は期待される役割をきちんと果たすためのもの。あまりに人間的に描写されているため、浮かんでくるのが人間の顔になってしまうのが、動物モノとしてはどうなんだろうと思わずにはいられないのですが、読み手にとっての入り込みやすさを考えるとこれくらい人っぽいほうがいいのかも。
人間と動物のかかわりあいが、互いにそっぽをむきつつ暮らしているようで、じつはおなじ大地に生きるものであることを静かに示唆するようなやり方で描かれているところが、なんとなく好きです。
人間にとっての伝説の猟師ハーンがシカにとっては大いなる森の神ハーンであるとか。
アカシカに伝わる預言がじつはシカの世界にとどまらない、もっとひろい視野にたったものであることが判明してくるところが、それで生きてくるとおもう。
分厚くて(内容も重量も)重くて長いお話ですが、すぐにひきこまれて一気読みでした。
スコットランドの自然が繊細に描かれているところも楽しかったです。
まだ治りません。もう一週間近いのに。
現在は喉の痛みはほとんどなくて、症状は鼻に限定されてるんですが、鼻水の粘度が増すにつれて鼻の奥が痛みだしました。ときどき鼻づまりで呼吸困難に陥ります…(T.T)
掲示板へのリンクの修正と、1月前半の日記ファイルの整理と著者名索引の更新だけできたので、アップしときます。
すこし風邪の具合が良くなったようなので、外出しました。
図書館へ本を返却してから繁華街へ出、腕時計の電池交換と、枕の中身(そばがら)を受け取りに。
昨日までとはうって変わって寒いし、雨は降るしバスは来ないしで散々でしたが、一番迷惑だったのは交通機関内の過剰な暖房です。
外の寒さにあわせて着込んでいると汗がにじみだし、そのまま外へ出ると今度は余計に冷えるという、まさによけいなお世話状態。
ほんの少し温度を下げてくれるだけでいいのに。調節できないのでしょうかねえ。
帰宅したら、また鼻が詰まりだした…。
・麻城ゆう『滅びの道標 月光界秘譚3』[Amazon][bk-1](新書館ウィングス文庫)を購入。
酒見賢一『陋巷に在り 12 聖の巻』(新潮社.2001.294p.1600円+税)[Amazon][bk-1]読了。孔子とその弟子、願回を中心に描く、中国歴史小説の第十二巻め。『陋巷に在り 11 顔の巻』のつづき。
すみません。あらすじを書くための準備をすることも忘れて、図書館に返却してきてしまいました。
現物もメモもなしで中国歴史物の感想は書けないです〜(T_T)。なにしろ、漢字名を覚えるのが嫌で世界史を選択した私の、大きな誤算が中国史だったんですから。
中国ものは読んでいるときどんなに楽しくても面白くても、何故かあとになると人名がさっぱり思い出せないのです。記憶のポイントである人名がさっぱりなので、物語もどんどん忘れてしまいます。宮城谷昌光の『重耳』なんて、まさにそう。すんごくおもしろかったけど、いまはそれしか覚えてない。でも、これではなんの紹介にもならないので、ほんのすこしだけ。
今回は成に関するエピソードが完結。願氏の村、尼丘が最期を迎えます。太長老とその他の長老たちの壮絶な死も、最後の最後に本当の自分に出会った子蓉の死も、迫力でした。悪悦のアメーバ並の生命力もすごかった。それから、成の攻防戦もすごいです。こんな戦いに雑兵として借り出されれるのは嫌〜。
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